Artwork
ガラス絵
私のガラス絵アートでは、ガラス胎七宝という、ガラスを基材として使用し、釉薬や金属を塗布し、繰り返し焼成する技法を使っています。
この技法は古代メソポタミアとエジプトに起源を持ち、19世紀のアールヌーヴォー期に再発見され、1990年代に七宝作家の長谷川淑子によって復活されました。ガラス特有の透明感と艶やかな質感が特徴で、鮮やかで色彩豊かな表現を可能にします。
私のアクリル画・油絵と同様、異世界の幻想的な空間を舞台に、自然と人間の共存や内なる自己の探求を描き、遊び心と創造性を、ガラス素材ならではの色彩で楽しんでいただければ幸いです。